超高齢化社会でも最後まで口で食事できるように「かまた歯科41 大原洋一院長」

2018/12/06
インタビュー

JR蒲田駅から徒歩10分の場所にある、かまた歯科41は虫歯治療や小児治療はもちろん、インプラントやホワイトニングまで行う歯科医院である。

院長である大原洋一医師は自分の理想の医療を提供するために、2015年にかまた歯科41を開院した。3~6倍の拡大鏡を使い分け、子供からお年寄りまで丁寧に診療してくれると評判である。

そんな大原院長に医師を目指したきっかけや今後の医療についてなど、たくさんの質問にお答えいただいた。

人体解剖への興味から医師の道へ


Q1,医師を目指すようになったきっかけについてお聞かせください。

私は、静岡の片田舎の出身です。実家が歯科医院でも医療系でもありません。小さい時には、パイロット・宇宙飛行士を夢見ておりました。小学生の時から生き物が好きでしたが、高校生のころから、医療に興味をもちまして、特に人体解剖に興味が出てきました。日本において法的に人体解剖が認められているのが、医学部・歯学部とわかり歯学部の道に進みました。

しかし、タイミングが合わず浪人の末、初めは、工学部に進みました。当時は、まだ今のようにインターネットが盛んになる前で、SE(システムエンジニア)養成の学科に進んでいました。ですが、あまり興味のない事でしたので、つまらない日々でした。

ある日、退学を決意し先生に相談したらこれからはITの時代だから辞めないで頑張りなさいと言われた記憶が・・・。確かにそのまま進んでいたら今やITの世界で起業していたかもしれません。いやいや、遠回りした分、これからは歯科医療の道で貢献できればと思います。

Q2,歯科という医療分野に興味を持った理由についてお聞かせください。

生きていくためには、食べなければならず、口はその最初の通り道である器官であるためです。

「人の痛みがわかる」医者

Q3,歯科医になって実際に患者様と向き合ってみて初めて気づいたことがあればお聞かせください。

患者さんは嘘をつくということですね。悪気はないのだと思うのですが、歯科に対する恐怖や何か指摘されることを恐れてのことかもしれません。

Q4,大原様自身、これまでどのような医師を目標に歩んで来られましたか?その過程での意識の変化についても教えてください。

長年やっていると、初心の頃の気持ちを忘れがちなので、患者さんから慕われるにはまず、働いているスタッフにここで働いて良かったと思えるような職場づくりをしていきたいです。

また「人の痛みがわかること」は医師として非常に大切だと思っています。このことも忘れずに働いていきたいです。

痛くなる前に歯医者に来てほしい


Q5,歯科領域の医療の課題は何であるとお考えですか?また、その中でどのような歯科医の存在が必要ですか?

歯医者は痛くなってから行けばいいと思っている方が多い印象を受けます。本当はもっと早く来ていただくことで虫歯や炎症を防いだりできるので、予防の大切さをもっと広めたいと思っています。

Q6,今後、歯科医療はどのような展開を迎えていくとお考えですか?また、そうした中で歯科医が医師として活躍していくために必要なことは何だと思いますか?

超高齢化社会がすぐそこまで来ているので、口から物が食べられない方がでてきます。最後まで人間らしく口から物を食べさせてあげる手助けをしていきたいです。

失敗を糧に成長する


Q7,医師として喜びや、やり甲斐を感じた瞬間はどんな時ですか?

「先生のおかげで助かったよ、美味しく何でも食べられるようになったよ」と言われる瞬間ですね。人から感謝されるのは嬉しいですしやりがいがあります。

Q8,医師としてお仕事をされている中で、心に留めていらっしゃる言葉があればお聞かせください。また、それはなぜかについてもお聞かせいただけると幸いです。

研修医時代に、治療中に患者さんの唇を切ってしまったことがあります。玄関までお送りしたら、患者さんが帰り際に言いました。

「先生、このような事は、私で最後にしてください。頑張って、いい歯科医師になって下さいね。」と、何もなかったかのように、笑顔で帰って行かれました。頭を下げたまま上げることができませんでした。

その方のおかげで、今の私があります。

最期まで口から食事をしてもらいたい


Q9,今後医師としてどう歩んで行きたいとお考えですか?

口を見るだけでなく、その方自身と向き合いたいです。歯科治療をこの世から無くしたい。予防の大切さをもっと広めたい。

高齢者社会は避けて通れない問題です。全身疾患を患っている方が増えてきます。ですから、胃瘻で長生きするのではなく、最後まで口から食事が出来るようにお手伝いできればと思います。

Q13,大原様にとって恩師がいらっしゃれば、その方との出会いや、その方との関わりの中での意識の変化などについて教えてください。

私が、インプラント治療について悩んでいたときです。ネットでたまたま知り合いになり、オペ見学などに、約2年ぐらい一週間に一度通いました。何も分からなかった私に色々指導してくれた師匠です。今でも、ご指導いただいてます。

インターネット×医療について


Q11,インターネット上には今も間違った医学的な情報が飛び交っていますが、大原様は 医療メディアの現状についてどのようなご意見をお持ちですか?

ネットの関係で、中途半端な知識の方が多すぎる。こちらのことを信じてもらえず、ネットを信じている。困った問題です。

間違った情報もいっぱい出回っている事をわかって欲しいです。

かまた歯科41の魅力


Q15,大原様の病院のアピールポイントは何ですか?

素直、真面目、感謝の心をモットーとして、患者さんに寄り添う医療を追求してます。

編集後記

予防歯科の重要性を語る院長からは自ら開業してしまうほどの強い信念と歯科医師としての真剣みが感じられた。

またfacebookの運用も行うなど、インターネットでの情報発信もするという積極的な姿勢からは、いちメディア従事者として学ぶべき部分が非常に多くあった。

この度はインタビューをお受けいただきありがとうございました。

kanpopo

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