「一期一会」の精神で患者と向き合う「松が丘クリニック 岡村榮院長」

2018/10/05
インタビュー

西武園駅から徒歩10分ほど、松が丘中央公園の向かいに立つ「松が丘クリニック」は子供からお年寄りまで幅広く集まるクリニックである。

そんな「松が丘クリニック」の岡村榮院長は内科・小児科・外科を中心としたプライマリ・ケアを行う「かかりつけ医」として、地域に密着した医療を提供している。

今回は岡村院長に、医師としての経緯や信念、医療に関する想いなどクリニックでは聞けないことまでたっぷりと語っていただいた。

医療と岡村院長の出会い

Q1,医師を目指すようになったきっかけについてお聞かせください。

はじめは、数学者か物理学者を夢見ていました。当時通っていた御茶ノ水の予備校で偶然医学本を見つけてそこから医療の道に興味を持ちましたね。

その時読んでいた本から生命の神秘さに魅力を感じたのも理由です。また進路指導の先生に医学を勧めてもらったこともあり進学を決めました。

Q2,内科という医療分野に興味を持った理由についてお聞かせください。

開業してからは内科を中心に診療していますが、もともとは外科をやっていました。大学卒業後に外科として働き始めましたが、その後、母校である防衛医科大学に総合内科が新設され、恩師がそこで働いていたことからそれを手伝うために内科に移ってきて非常勤で働き始めました。

また当時クリニックの院長として小児科外科、内科の担当もしたことから、地域に密着した医療を志すようになりました。

岡村院長が心がける「小さなことを大切に」

Q3,内科医になって実際に患者様と向き合ってみて初めて気づいたことがあればお聞かせください。

クリニックの院長をはじめた当初は雇われていた身だったので、当直をたくさんしていて忙しかったですね。

週5回で当直がある時などは眠れなかったので、患者さんにイライラしながら接してしまった事もありました。

そんな時に先輩から「医者っていうのは患者相手だから、自分がハッピーじゃないと相手もハッピーになれない」という言葉を聞いてハッとしました。

今は先輩の言葉を思い出し、毎日一番目の患者さんに笑顔で「おはよう」と声をかけるように心がけています。お互いにハッピーな気持ちでいるのが理想ですね。

「一期一会」の言葉を胸に、一人一人の患者さんに向き合う

Q4,医師として喜びや、やりがいを感じた瞬間はどんな時ですか?

一番のやりがいは患者様から頂く「ありがとう」のひとことですね。ちょっとしたときに「ありがとうございました」といってもらえることが自分のモチベーションになっています。

ガンの治療もやりがいを感じることの一つです。内視鏡で見つけたり、自分で早期発見できたがん患者が快方に向かっていくときに医者冥利につきます。

Q5,医師としてお仕事をされている中で、心に留めていらっしゃる言葉があればお聞かせください。また、それはなぜかについてもお聞かせください。

「一期一会」です。これは千利休の教えでもあり先輩が好きな言葉です。とにかく一期一会。
初めての患者さんには全力で、家族が接するように患者さまと接する。なるべく聞けるだけ話を聞くようしていますね。

誰もが抱えるかもしれない「生活習慣病」にならないために

Q6,内科領域の医療の課題は何であるとお考えですか?また、その中でどのような内科医の存在が必要ですか?

日々の業務の課題ですね。ざっくり言うと家族ぐるみの診療。最近は高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満などの生活習慣病にかかってしまう方が非常に増えています。こうした疾患を中心にプライマリーケアを広めていきたいですね。

また私自身は消化器外科や乳腺外科が専門だったので、ガンの早期発見などを啓蒙していきたいと考えています。

Q7,今後、内科医療はどのような展開を迎えていくとお考えですか?また、そうした中で内科医が医師として活躍していくために必要なことは何だと思いますか?

往診や在宅医療の領域が伸びてくると思います。現在の日本は高齢化社会で、私が開業して20年、80才以上高齢者が増え、老々介護が問題となってきました。特に認知症やガン、脳梗塞、心臓疾患といった入院治療が必要な事例が多いですね。

その一方で様々な原因から通院できない人も増えています。在宅医療の必要性が高まっていますが現在はまだ行き届いてない部分もあるのが実情です。この課題を解決するために、往診や在宅医療の充実は必要であると言えますね。

インターネット×医療の課題とは

Q8,インターネット上には今も間違えた医学的な情報が飛び交っていますが、岡村院長は医療メディアの現状についてどのようなご意見をお持ちですか?

コマーシャルや雑誌等を見る際には、間違った情報を取捨選択する必要があります。医師の目から判断して間違っていると思われることも多数見受けられるので、読み手側はすべて鵜呑みにするのでなく、正しい情報を判断できるようにするべきです。

もちろん、市販薬で良い薬もあります。私が市販薬を判断する場合には、その成分を見て「具体的にこれが入っているから良い」といったように成分を見て判断します。

医療メディアには客観的に薬の良し悪しを判断できる根拠を明示してほしいですね。

地域の方々の「かかりつけ医」に

Q9,「松が丘クリニック」のアピールポイントは何ですか?

かかりつけ医として家族みなさまを診察できることです。地域に密着した医療を心がけていきたいですね。基本的にはどのような症状でも診ることができますので、継続して通っていただきたいです。

編集後記

岡村院長は患者のことを第一に考え、地域の人々の健康を守りたいという誰よりも強い思いを持っているように感じた。地域に根差した医師の存在は周囲の人々に健康と安心をもたらすであろう。

この度はインタビューをお受けいただきありがとうございました。

kanpopo

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