専門医としての信頼感と、地域に根ざした優しい医療を両立する「渋谷医院 渋谷 泰寛院長」

2018/10/05
インタビュー

鳩ヶ谷駅から徒歩5分の「渋谷医院」は、最新の医療機器と知識を生かして内科、呼吸器内科、感染症内科、アレルギー科の診療を行うクリニックである。耳鼻咽喉科の時代を含めて50年以上の歴史を持ち、川口の人々から厚い信頼を受けてきた。禁煙外来や舌下免疫療法にも対応しており、幅広い人にとって頼りになるクリニックといえる。

この「渋谷医院」の渋谷泰寛院長は、「患者さん1人ひとりと真剣に向き合って、常に最善を尽くして接すること」を大切に診察を続けている。大規模な病院での勤務を経て地域に根ざした医療の道に進んだ渋谷院長の姿からは、広く深い知識を持ちつつ個々の患者さんを大切にしたいという情熱が感じられる。

今回は、そんな渋谷院長に呼吸器科の道に進んだ理由、目標、院長へと転じてからの意識の変化について詳しく教えてもらった。

呼吸器科と渋谷院長との出会い

Q1,医師を目指すようになったきっかけ、そして呼吸器科を選んだ理由を教えてください。

父の影響があったからです。私の父は若くして開業医の道を選びました。開業医の子供として生まれ、父の背中を見て育った私は、自然な成り行きとして医師の資格を取ることになりました。

数ある医療の中でも呼吸器科を選んだのは、大学を卒業して初期研修医として各科のローテーションを経験した時でした。呼吸器科は病気の種類が多く、難治性の疾患も多い分野です。

また、胸部単純X線写真1枚から病気の診断が始まる、幅広い知識が必要とされる医療分野であることにも関心を持ち、呼吸器科医を目指すようになりました。

患者さんに寄り添う医療

Q2, 呼吸器科医になって実際に患者さんと向き合ってみて初めて気づいたことがあればお聞かせください。

呼吸器科は専門医が少なく、呼吸器疾患を持つ患者さんの多くが適切な診断や治療を受けていないことです。

また、慢性呼吸器疾患の多くは、経過が長く、また、患者さんの死と向き合うことも多くあります。病気を通じて患者さんの人生と触れ合うことが出来る分野だということにも気が付きました。

Q3,渋谷院長自身、これまでどのような医師を目標に歩んで来られましたか?その過程での意識の変化についても教えてください。

大学を卒業してから30年間は大病院の勤務医として、自らが勤務する医療機関の医療レベルの向上と、後進の育成に力を入れてきました。

また、1996年から2年間はイギリスに留学していました。基本的に基礎研究の留学でしたが、週1回は病院での研修も行いました。海外での生活を通じて、物事や考え方の多様性を学んだ時期でした。

父の死をきっかけに、渋谷医院の院長として地域で医療を行いようになり、今までの目標に加えて病気だけでなく、人を診る医療を目指すようになりました。

「一期一会」を胸に刻んで

Q4,渋谷院長にとって恩師がいらっしゃれば、その方との出会いや、その方との関わりの中での意識の変化などについて教えてください。

自治医科臨床検査医学教授でいらっしゃった伊東紘一先生を挙げたいと思います。伊東先生にお会いしたのは私が40代前半のことですので、学問的なことや医療について先生から学んだ記憶はありません。しかし、大人として自立して行くために必要な事や、人の動かし方などを教えていただきました。

Q5,医師としてお仕事をされている中で、心に留めていらっしゃる言葉があればお聞かせください。また、それはなぜかについてもお聞かせいただけると幸いです。

上の質問でお答えした伊東先生の教えでもある「一期一会」です。医療は、究極の「一期一会」であると考えています。縁あって一人の患者さんが、自分の診察室を訪ねて来てくれた。患者さんは困ってここに来てくれた。この患者さんとは一生のうちこの1回しか会うことがないかもしれない。その患者さんに医師として、医療機関として常に最善を尽くして対応する事が大切だと考えています。

最善の医療と地域への貢献

Q6,医師として喜びや、やり甲斐を感じた瞬間はどんな時ですか?

患者さんの満足が得られた時です。患者さんは、医師には直接に満足の言葉を伝えてくれないことも多いのですが、看護師や受付などの医療スタッフから間接的に満足の言葉が医師に伝わります。

Q7,今後医師としてどう歩んで行きたいとお考えですか?

専門医として、患者さんに最善の医療を提供すること、地域の医師として、患者さんの病気だけではなく、人全体に寄り添って行くことを大切にしたいと思っています。

また、学校医・警察医・産業医・行政会議の委員として地域に貢献し続けていきたいと思います。

オールラウンドの呼吸器内科医を求めたい

Q8,呼吸器科領域の医療の課題は何であるとお考えですか?

呼吸器内科は非常に多くの領域をカバーしています。そのため、感染症・腫瘍・アレルギーをはじめとして睡眠医学・呼吸管理・循環管理まで、幅広い分野の疾患の知識が必要です。最近では呼吸器内科の分野でも専門化が進み、腫瘍しか診ない呼吸器内科医やアレルギーしか診ない呼吸器内科医も増加しています。

しかし、私は呼吸器疾患の全般を診察できる呼吸器科医師の養成が必要だと考えています。そもそも、呼吸器内科専門医が不足しているので、その育成も課題となります。どのような疾患でも予防・早期発見は必要ですが、呼吸器疾患の領域では、他の分野に比較して遅れていることも問題です。

Q9,課題に対応するために、どのような呼吸器内科医が求められるのでしょうか?

呼吸器内科医はその専門性を生かして、組織横断的に医療活動を行ってきました。特に感染症のスキルを生かして、院内感染対策や感染症診療の中心的な役割を果たしてきました。腫瘍治療の知識も豊富であるため、腫瘍医療や緩和医療の軸ともなっているし、呼吸ケアや臨床検査の領域でも活躍しています。

今後も呼吸器内科医は組織横断的に活躍すると考えられます。このためには、呼吸器内科以外の知識を持つことと、組織の中で柔軟に対応していくスキルが求められます。

インターネットと医療の関わりをどう考えるか

Q10,インターネット上には今も間違った医学的な情報が飛び交っていますが、渋谷院長は医療メディアの現状についてどのようなご意見をお持ちですか?

今の時代は、患者さんは、ネットで多くの情報を得ています。しかし、ネットの情報は一般論や個人の経験・考え方です。

専門医は、各患者さん個人個人に最善の医療を提供しています。二人として同じ医療を提供している患者さんはいません。これが専門医の仕事ですし、患者さんにもこのことを話しています。

専門性と優しさが魅力の渋谷医院

Q11,「渋谷医院」のアピールポイントを教えてください。

「専門医の信頼と、かかりつけ医のやさしさを兼ね備えたクリニック」として患者さんに寄り添う医療機関です。

最新の機器と最新の医療技術を備えて、呼吸器疾患・感染症・アレルギー疾患を中心として内科全般の診療を行います。

編集後記

目指す医療の形と呼吸器内科への問題意識を語る渋谷院長の姿からは、医療にかける熱い想いを感じることができた。

渋谷院長にモノの.storeについての意見をお聞きすると、「よくできていると思う」と褒めていただいた上で「症状・疾患別に分け、検索機能を付けるとより使いやすいのではないか」とアドバイスをいただいた。今後の改善に生かしていきたい。

この度はインタビューを受けていただき、ありがとうございました。

kanpopo

モノの編集部

あなたに最適な商品を紹介する「モノの」の編集部です。

この記事のURLとタイトルをコピーする

あなたの悩みを薬剤師に直接相談できます

LINE@で薬剤師に相談する
「どんな薬がおすすめなのかわからない・・・」
「他にもないか知りたい・・・」
などの悩みに薬剤師が直接ご回答いたします。

ご相談だけでなく

役に立つ情報もお届けいたします!

関連記事

【薬剤師監修】腱鞘炎におすすめの湿布人気ランキング10選【手首や指の辛い痛みに】

鳩ヶ谷駅から徒歩5分の「渋谷医院」は、最新の医療機器と知識を生かして内科、呼吸器内科、感染症内科、アレルギー科の診療を行うクリニックである。耳鼻咽喉科の時代を含めて50年以上の歴史を持ち、川口の人々から厚い信頼を受けてきた。禁煙外来や舌

【薬剤師監修】多汗症におすすめの漢方人気ランキング10選【私生活での汗が気になる方に】

鳩ヶ谷駅から徒歩5分の「渋谷医院」は、最新の医療機器と知識を生かして内科、呼吸器内科、感染症内科、アレルギー科の診療を行うクリニックである。耳鼻咽喉科の時代を含めて50年以上の歴史を持ち、川口の人々から厚い信頼を受けてきた。禁煙外来や舌