往診を通じて一人一人に合った医療を提供する「まえだ眼科 前田邦彦院長」

2018/10/19
インタビュー


(出典:https://www.byoin-machi.net/area6/fukuoka/119990.html)

福岡市中央区笹丘にある「まえだ眼科」は眼科治療のみならず、検査や往診まで行う地域に根差した診療を行う診療所である。

院長である前田邦彦先生は「開かれた医療」を目指し、自ら在宅医療に足を運ぶなど精力的に診察を展開している。

今回は前田院長に医師としての道のりから医療の今後まで、様々な質問にお答えいただいた。

眼科と前田院長の出会い


(出典:https://www.byoin-machi.net/area6/fukuoka/119990.html)

Q1,医師を目指すようになったきっかけと、眼科という医療分野に興味を持った理由についてお聞かせください。

「逃亡者」というテレビドラマを観て、主人公が外科医であったことから医師の仕事に興味を持つようになりました。その後大学時代に、臨床実習で眼科を回ったことから、眼科に興味を持つようになりました。

目は全身を写す鏡である

Q2,眼科医になって実際に患者様と向き合ってみて初めて気づいたことがあればお聞かせください。

目は、全身を写す鏡であることに気づきました。眼底から糖尿病などの症状が見つかることもあります。目はとても小さいですがよく観察をすることで全身症状を発見することができるのです。

Q3,前田様自身、これまでどのような医師を目標に歩んで来られましたか?その過程での意識の変化についても教えてください。

開業当初より、小回りの利く、かゆいところに手の届く診療を心がけてきました。眼科往診は、原則として断りません。現在では年間約1000件の往診を行っています。

往診をすることでもらえる診療報酬は決して高くはないため、他の眼科医院では導入をためらっている状態が続いています。その中でもうちのクリニックでは身体が不自由な人や、介護者の都合が合わなくて医院に行くことができない人などにもサービスを提供するために往診を行い続けているのです。

在宅医療の広がりに期待

Q4,眼科領域の医療の課題は何であるとお考えですか?また、その中でどのような眼科医の存在が必要ですか?

寝たきり、あるいは歩行困難で通院できない患者さんが多数おられるので、その患者さんの診察、治療が必要だと思います。そのために往診、在宅医療を展開する眼科医が増えていく必要があります。

Q5,今後、眼科医療はどのような展開を迎えていくとお考えですか?また、そうした中で眼科医が医師として活躍していくために必要なことは何だと思いますか?

在宅医療が、少しずつ広がっていくことを望みます。

患者さんに寄り添う医療

Q6,医師として喜びや、やり甲斐を感じた瞬間はどんな時ですか?

患者さんからの感謝のお言葉が一番嬉しいです。往診をした後や手術をした後に感謝のお言葉を頂くことが多いです。

Q7,医師としてお仕事をされている中で、心に留めていらっしゃる言葉があればお聞かせください。また、それはなぜかについてもお聞かせいただけると幸いです。

「一期一会」という言葉です。その時を大切に、全力を注ぎたい。

Q8,今後医師としてどう歩んで行きたいとお考えですか?

患者さんに寄り添う医療を少しずつ展開したいです。

1人1人の背景にあった治療をする

Q9,医師として大切なことはなんだとお考えですか?

病気を診るのではなく、病人を診る。

病気に対する治療の話であれば1種類ですが、経済的な問題を抱えている方や複数の病気を抱えている方など、同じ病気であったとしても背景は様々です。

そういった背景によって1人1人適切な治療方法があるので、私は病気を診るのではなく病人を診ることを常に意識して診察をしています。

インターネットと医療の実情

Q10,インターネット上には今も間違えた医学的な情報が飛び交っていますが、前田先生は 医療メディアの現状についてどのようなご意見をお持ちですか?

ネット情報が診療の妨げになることが、時々あります。特に、〜〜が治るサプリメントなど、エビデンスの無い情報が氾濫しているのは問題だと考えています。

Q11,医学関連の留学経験があればお聞かせください。

留学経験はありませんが、1989年に眼科の国際学会でソウルで演題発表しました。

Q12,前田様にとって恩師がいらっしゃれば、その方との出会いや、その方との関わりの中での意識の変化などについて教えてください。

逝去された母校の教授で、眼科の奥深さを教わりました。

患者さんそれぞれに適した在宅医療


(出典:https://www.byoin-machi.net/area6/fukuoka/119990.html)
Q13,「前田眼科」のアピールポイントは何ですか?

在宅医療です。患者さんに理解できる医療、患者さんとともに治療していく医療をこころがけていきたいと考えております。

編集後記

眼科医として非常に長いキャリアを持ちながら、往診という形で自ら患者のもとに足を運ぶ前田院長は、今後問題になるであろう在宅医療をいち早く理解し実践していた。

在宅医療の広がりは今後の日本医療にとって重要な要素になるだろうと改めて感じた。

この度はインタビューをお受けいただき、ありがとうございました。

kanpopo

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